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zoom RSS 2010年F1アブダビGP 〜事実は小説よりも奇なり〜

<<   作成日時 : 2010/12/05 01:55   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 23 / トラックバック 0 / コメント 1

ブラジルGPの一週間後に行われたのですが更新が遅れに遅れました。スミマセン。

【ブラジルGP終了時点ドライバーズランキング】
1位:アロンソ(フェラーリ):246点/5勝
2位:ウエーバー(レッドブル):238点/4勝
3位:ベッテル(レッドブル):231点/5勝
4位:ハミルトン(マクラーレン):222点/3勝
   ・
   ・
   ・
【2010年F1ポイントシステム】
1位:25点
2位:18点
3位:15点
4位:12点
5位:10点
6位:8点
7位:6点
8位:4点
9位:2点
10位:1点

以上のことからタイトル決定の条件が
アロンソ:2位以上で無条件に獲得
ウエーバー:優勝かつアロンソ3位以下
        2位かつアロンソ6位以下、ベッテル3位以下
        3位かつアロンソ7位以下、ベッテル2位以下
        4位かつアロンソ9位以下、ベッテル3位以下
        5位かつアロンソ10位以下、ベッテル3位以下
        で獲得
ベッテル:優勝かつアロンソ5位以下、ウエーバー2位以下
      2位かつアロンソ9位以下、ウエーバー5位以下
      で獲得
・ハミルトン:優勝かつアロンソ得点圏外、ウエーバー6位以下、ベッテル3位以下
      で獲得

となっており、ウエーバーさえ優勝させなければクルマの実力から考えてアロンソがタイトルを獲得するのはほぼ間違いない状況でした。ちなみに1位:ベッテル、2位:ウエーバー、5位:アロンソで終了した場合、3人が同ポイントで並ぶというF1初の椿事の可能性がありますが…さすがにムリか?(この場合ベッテルがタイトルを獲得…※1)

「クルマの実力から考えてレッドブルを抑えるのは難しい。レースを生き残ってできるだけレッドブルから離されないかが重要」
イタリアGPあたりからのアロンソのレース戦略はこうで、現在ランキングトップにいるのも“レッドブルの自滅”によるものが大きい。そのためかアロンソの中では“勝ってタイトルを獲得”というよりも“レッドブルを抑えてタイトルを獲得”という思惑が強かった。そのためか今回の“マスト・ミッション”は『ウエーバーより前でレースを終える』ということとなっていたようだ。ウエーバーより前であれば4位以上でフィニッシュすることは彼であればそれほど難しくはない。ベッテルが優勝したとしてもだ。順当な判断だろう。そしてこの“思惑”が物語の“大きな伏線”のひとつとなる。

ウエーバーよりも前でかつ4位を死守”、この至上命題は1周目の第一コーナー通過後の時点では達成していた。しかし第6コーナーでシューマッハとリウッツィがクラッシュ、セーフティーカーが導入となる。そしてその間にペトロフとロズベルグがピットイン。いつもなら取るに足らないこの出来事がこの物語の“大きなキーポイント”となる。
11周目にウエーバーがピットインしたのを見て15周目に4位アロンソがピットイン。レースに復帰した時にはウエーバーよりは前だったもののペトロフとロズベルグよりは後ろだった。そしてアロンソより前を走っていた3人(そのなかにはベッテルも含まれる)はアロンソより8周以上後でピットイン、いずれもペトロフやロズベルグよりも前で復帰していった。
そして…

【アブダビGP決勝リザルト】
1位:ベッテル(レッドブル)
2位:ハミルトン(マクラーレン)
3位:バトン(マクラーレン)
4位:ロズベルグ(メルセデス)
5位:クビサ(ルノー)
6位:ペトロフ(ルノー)
7位:アロンソ(フェラーリ)
8位:ウエーバー(レッドブル)
   ・
   ・
   ・

ベッテルが初のタイトル獲得。23歳134日での獲得は史上最年少!(前回記録保持者はハミルトン、さらにその前はアロンソ!)…の速さからすれば「もっと早く決まってもおかしくはなかった」という声も大きくありますが、取りこぼしたものの多くは以外のものに起因することが多かったように思います。レースでの速さという点ではが常に本命で、対抗はシーズン前半がハミルトンで後半がアロンソウエーバーとバトンはコツコツ得点を積み重ねて…という印象だったと思います。そういう意味では“速さ”という点では本命の彼がタイトルを取ったことは多くの人に好意的に受け取られているようです。
そういう“彼”よりも数字上最大のライバルであるウエーバーの方を“最大の敵”と考えたのがアロンソの敗因だったと思います…結果論なんで言いたい放題なのですが(汗)
今回の一戦、レース単体としては総じて面白い展開ではなかったと思います。ですが、“タイトル決定の大一番”としては“後世に語り継がれていく名レース”であったと思います。惜しむらくはその“名レース”をデッキの操作の手違いで30分程度しか録画できなかったことなのですが…。


※1:F1では同ポイントで並んだ場合、上位入賞回数で順位をつける(1位の回数が多い方が上位、同数なら2位の回数の多い方が…という要領)。この場合、まず優勝回数が少ないウエーバーが3位となり、1位から3位の回数が同一のベッテルアロンソは4位の回数の差で1位ベッテル、2位アロンソとなる。
ちなみに“F1に最も近い”といわれたアメリカの最高峰のフォーミュラーカー・シリーズ、CART(現在はIRLに統合)では1999年シーズンにファン・パブロ・モントーヤとダリオ・フランキッティーが1位同ポイントで並び、勝利数の差でファン・パブロ・モントーヤがタイトルを獲得している。






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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ベッテルが初のタイトル獲得しましたね。
頑張りました!
日本人ドライバー来年は飛躍して欲しいです。
ろこ
2010/12/11 11:16

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